ケガ・やけど
粉瘤のシェーマ
皮膚の下にふくろがあり、ふくろの中に臭いのするアカ(垢)がたまっています。
「おへその出口が閉じて、おへそが体に埋まってしまった状態」を想像して下さい。おへそにはゴマと言われる垢(アカ)がたまります。これは古い皮膚がはがれたものです。普通はお風呂で洗い流して終わりです。しかし、おへそが皮膚に埋まって出口がふさがると垢がドンドンたまります、くさい臭いもしてきます、これが粉瘤です。体のどこにでもできるのでやっかいです。 粉瘤(ふんりゅう)・アテローマとは「皮膚の下に皮膚の上皮成分(表皮や外毛根鞘)が皮内や皮下に落ちて袋を形成し、その中に粥状をした垢や脂が貯まってできた固まりです。」と日本形成外科学会のホームページで説明されています。
粉瘤の図:「おへその出口がふさがった」ようにみえると思います。 袋の中にアカ(垢)がたまっていて、おさえると小さな穴(開口部)からくさいものがでてきます。 いたくはれてくる前に、小さいうちに、手術で取りのぞくのがベストです。
皮膚の下にふくろがあり、ふくろの中に臭いのするアカ(垢)がたまっています。
胸部にできた3cmくらいの大きさの粉瘤です(ボールペンで膨らんでいる部分を囲ってあります)。やや赤く炎症をともなっています。
数年前からシコリがあったが、3日前からムズムズした違和感を感じるようになってきたので受診されました。
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