帯状疱疹の初期症状とは、発疹が出る前後に現れる、体の片側の痛みや違和感などのサインのことです。この記事では、大阪・天六周辺で帯状疱疹が気になる方に向けて、初期症状と受診の目安を解説します。
初期には痛みだけが先に出ることがあり、筋肉痛などと区別しにくい場合があります。顔や目の周りに症状がある場合や痛みが強い場合は、早めに医療機関へ相談することが勧められています。
この記事の要約
- 帯状疱疹の初期症状と発疹が出てからの経過
- 受診を考えたい症状の目安
- かもがわクリニックでの診察・治療の流れ
当院では、予約なしで来院された場合でも帯状疱疹の診察をお受けしています。
本記事は、形成外科専門医・医学博士として皮膚疾患の治療に携わる院長 鈴木義久が執筆・監修しました。受診を迷ったときの判断の参考にしていただければ幸いです。
帯状疱疹とは?初期症状を知る前に押さえたい基礎知識
帯状疱疹は、体の片側に痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれが帯のように現れる皮膚の病気です。初期症状を正しく見分けるために、まずは帯状疱疹が起こる仕組みと、かかりやすい方の特徴を知っておきましょう。
水ぼうそうのウイルスが再び活性化して起こる病気
帯状疱疹の原因は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルスです。このウイルスに初めて感染すると水ぼうそう(水痘)を発症し、水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の神経節(神経の根元にある部分)に潜んだまま残ります。
普段は体の免疫によってウイルスの働きが抑えられていますが、免疫の力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始めることがあります。ウイルスは神経を伝って皮膚へ移動し、その神経が分布している範囲に痛みや発疹を引き起こします。帯状疱疹が体の左右どちらか一方に、神経に沿って帯状に現れるのはこのためです。
水ぼうそうにかかった記憶がない方でも、気づかないうちに感染していることがあるため、帯状疱疹を発症する可能性があります。
帯状疱疹が起こりやすい年代と発症のきっかけ
帯状疱疹は、50歳を過ぎると発症する方が増えるといわれています。年齢とともに、このウイルスに対する免疫の働きが弱まることが関係していると考えられています。
発症のきっかけとしては、加齢のほか、疲労やストレス、睡眠不足、病気や治療に伴う免疫の低下などが挙げられます。若い方でも、体調を崩したときなどに発症することがあります。
なお、帯状疱疹は一度治ったあとに再び発症することもあります。年齢にかかわらず、体の片側に気になる痛みや違和感が出たときは、帯状疱疹の可能性も考えておくことが大切です。
帯状疱疹の初期症状|発疹が出る前に現れるサイン
帯状疱疹では、皮膚に発疹が現れる前に、痛みや違和感などの症状が先に出ることが多いといわれています。この段階では見た目に変化がないため、帯状疱疹と気づきにくいのが特徴です。ここでは、発疹が出る前に現れやすい初期症状を紹介します。
体の片側に起こるピリピリ・チクチクした痛み
帯状疱疹の初期症状として多くみられるのが、体の左右どちらか一方に起こる痛みです。「ピリピリする」「チクチクと刺すように痛む」「ズキズキする」「焼けるようにヒリヒリする」など、感じ方は人によって異なります。
この痛みは、発疹が現れる数日から1週間ほど前に始まることがあるといわれています。胸や背中、お腹、顔などに起こりやすく、場所によっては筋肉痛や神経痛、内臓の不調と間違われることもあります。体の片側の、神経に沿った範囲に限って痛みが続く場合は、帯状疱疹の可能性を考えるきっかけになります。
かゆみ・しびれ・皮膚の違和感
痛みではなく、かゆみやしびれ、皮膚の違和感から始まる場合もあります。「服がこすれると不快に感じる」「触ると皮膚の感覚がいつもと違う」といった変化が、体の片側の一部分に現れることがあります。
こうした症状は軽く感じられることもあるため、見過ごされやすい傾向があります。同じ場所に違和感が続く場合は、その部分の皮膚に赤みや発疹が出てこないか、気をつけて様子を見ておくことが大切です。
発熱・頭痛・だるさなどの全身症状
皮膚の症状とあわせて、発熱や頭痛、だるさなどの全身症状が出ることもあります。風邪のような体調不良と重なると、帯状疱疹の初期症状と気づきにくくなります。
全身症状の出方には個人差があり、皮膚の痛みだけで全身症状をほとんど感じない方もいます。体調不良とともに体の片側の痛みや違和感がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。
帯状疱疹で受診する目安|こんな症状があれば早めにご相談を
帯状疱疹の治療に使われる抗ウイルス薬は、発疹が出てからなるべく早い時期に飲み始めることが勧められています。症状の出方には個人差がありますが、ここで紹介する症状がみられる場合は、早めに医療機関へご相談ください。
体の片側に帯状の発疹や水ぶくれがある
体の左右どちらか一方に、赤い発疹や小さな水ぶくれが帯のように集まって現れている場合は、帯状疱疹の可能性があります。発疹の前に、同じ場所に痛みや違和感があった場合は、その可能性がより高くなります。
発疹が出始めた段階で受診すると、症状の経過に合わせて治療を検討しやすくなります。発疹が軽く見えても、自己判断で様子を見続けずにご相談ください。
発疹が出る前の痛みや違和感だけでも相談してよいケース
体の片側の同じ場所に、ピリピリとした痛みや違和感が数日続いている場合は、発疹が出る前でもご相談いただけます。とくに、痛みの原因に心当たりがない場合や、痛みが少しずつ強くなっている場合は、早めの受診をおすすめします。
ただし、発疹が出る前の段階では、帯状疱疹かどうかの診断が難しいこともあります。その場合は、医師がほかの病気の可能性も含めて診察したうえで、発疹が出てこないか経過をみていくことがあります。発疹が現れたら、あらためて受診してください。
顔や目の周り、耳の周りに症状がある
顔、とくに目の周りやおでこ、鼻の周辺に症状が出た場合は、目に炎症が起こり、角膜炎や結膜炎などにつながることがあります。また、耳の周りに症状が出た場合は、耳鳴りや難聴、めまい、顔面神経麻痺(顔の筋肉が動かしにくくなる症状)を伴うことがあります。
顔や耳の周りに症状がある場合は、できるだけ早く受診してください。必要に応じて、眼科や耳鼻咽喉科での診察をおすすめすることもあります。
痛みが強く、眠れない・仕事に支障があるなど日常生活に影響している
痛みが強くて眠れない、仕事や家事が手につかないなど、日常生活に影響が出ている場合も受診の目安です。帯状疱疹の痛みには、症状に合わせた痛み止めなどで対応することがあります。
痛みがつらいときは我慢せず、痛みの程度や続いている期間を診察のときに医師へお伝えください。
高齢の方・持病のある方・免疫が低下している方
高齢の方は、皮膚の症状が治ったあとも痛みが長く残る「帯状疱疹後神経痛」が起こりやすいといわれています。また、糖尿病などの持病がある方や、免疫を抑える薬を使っている方、がんの治療中の方などは、症状が重くなったり、発疹が広い範囲に出たりすることがあります。
これらに当てはまる方は、症状が軽いうちから早めに受診し、医師にご相談ください。
受診時に医師へ伝えておきたいこと
診察をスムーズに進めるために、次のような点を受診時にお伝えください。痛みや違和感がいつから始まったか、どの部分に症状があるか、発疹がいつ出てきたかといった症状の経過は、診断や治療方針を考えるうえで大切な情報です。
あわせて、持病の有無や現在服用している薬、薬のアレルギーの有無もお知らせください。抗ウイルス薬は腎臓の働きによって飲む量を調整することがあるため、腎臓の病気を指摘されたことがある方は、その旨もお伝えいただくと安心です。お薬手帳をお持ちの方は、受診時にご持参ください。
発疹が出てからの症状の経過
帯状疱疹の発疹は、時間とともに見た目が変わっていきます。経過の目安を知っておくと、ご自身の症状がどの段階にあるかを把握しやすくなります。ただし、症状の進み方には個人差があり、年齢や体調、治療を始めた時期などによっても異なります。
赤い発疹から水ぶくれへの変化
痛みや違和感があった場所に、まず赤い発疹が現れます。発疹は少し盛り上がっていることが多く、神経に沿って帯状に、またはいくつかのまとまりになって出てきます。
その後、数日のうちに赤い発疹の上に小さな水ぶくれができます。水ぶくれの大きさは粟粒ほどから小豆ほどで、中央が少しくぼんでいるのが帯状疱疹の特徴のひとつです。発疹や水ぶくれは、数日かけて周りに広がっていくことがあります。
水ぶくれはやがて破れて、皮膚がただれた状態になることがあります。この時期は痛みが強く出ることもあるため、水ぶくれを無理につぶしたり、かきむしったりしないようにしてください。傷口から細菌が入ると、症状が悪化する原因になることがあります。
写真で見る帯状疱疹の発疹の特徴
※以下に皮膚症状の写真を掲載しています。

帯状疱疹の発疹は、写真のように体の左右どちらか一方に、神経の通り道に沿って帯のように並んで現れるのが特徴です。赤みのある皮膚の上に、小さな水ぶくれがいくつも集まっている様子がみられます。
ただし、発疹の範囲や水ぶくれの数、赤みの強さは人によって異なり、写真と見た目が違う場合もあります。写真と似ているかどうかだけで判断せず、体の片側に痛みを伴う発疹がある場合は、医療機関でご相談ください。
かさぶたになるまでの期間の目安
水ぶくれやただれた部分は、徐々に乾いてかさぶたになります。発疹が出てからかさぶたになり、皮膚の症状が落ち着くまでには、一般的に3週間ほどかかるといわれています。
かさぶたは無理にはがさず、自然に取れるのを待ちましょう。症状が重かった場合などには、治ったあとに色素沈着(皮膚が茶色っぽくなる)や傷あとが残ることがあります。
また、皮膚の症状が治まったあとも痛みが続く場合があります。発疹が消えてから3か月以上痛みが残る状態は「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、とくに高齢の方に起こりやすいといわれています。皮膚がきれいになっても痛みが続くときは、そのままにせず医師にご相談ください。
帯状疱疹の初期症状が出やすい部位
帯状疱疹は、潜んでいたウイルスが活動を始めた神経に沿って症状が出るため、体のさまざまな場所に現れる可能性があります。なかでも出やすい部位を知っておくと、初期の痛みや違和感に気づくきっかけになります。どの部位でも、症状は体の左右どちらか一方に出て、体の中心線を越えて広がることはほとんどないのが特徴です。
胸・背中・お腹まわり
帯状疱疹が最も起こりやすいとされているのが、胸から背中にかけての部分です。肋骨に沿って走る神経に症状が出るため、背中から脇腹、胸へと、体の片側を半周するように痛みや発疹が現れることがあります。お腹まわりや腰に出ることもあります。
この部位の初期症状は、筋肉痛やぎっくり腰、肋間神経痛と間違われやすく、場所によっては心臓や胃、胆のうなど内臓の病気を心配される方もいます。片側の胸や背中、お腹に、はっきりした原因のない痛みが続く場合は、帯状疱疹の可能性も考えておきましょう。
このほか、腕や脚、お尻、陰部などに症状が出ることもあります。
顔・目の周り・耳の周りに出た場合の注意点
顔では、おでこから目の周り、頬、あごなどに症状が出ることがあります。顔に出た帯状疱疹は、近くにある目や耳にも影響が及ぶことがあるため、ほかの部位より注意が必要です。
たとえば、鼻の先や鼻の横に発疹が出ている場合は、目にも炎症が起こりやすいといわれています。目の充血や痛み、見えにくさを感じたときは、早めの受診が大切です。耳の周りに症状が出た場合は、耳鳴りや聞こえにくさ、めまい、顔の動かしにくさがないかにも気を配ってください。
顔や耳の周りに症状があるときの受診の目安については、前述の「帯状疱疹で受診する目安」もあわせてご覧ください。
帯状疱疹の初期症状と間違えやすい病気
帯状疱疹の初期症状は、ほかの病気の症状と似ていることがあり、ご自身で見分けるのは難しい場合があります。ここでは、間違えやすい代表的な病気と、見分けるときの手がかりを紹介します。あくまで目安であり、最終的な判断は医師の診察によって行います。
筋肉痛・肋間神経痛との違い
発疹が出る前の帯状疱疹の痛みは、筋肉痛や肋間神経痛(肋骨に沿って走る神経の痛み)と間違われることがよくあります。
筋肉痛は、運動や重いものを持ったあとなど、思い当たるきっかけがあることが多く、体を動かしたときや押したときに痛みが強くなる傾向があります。一方、帯状疱疹の痛みは、きっかけがはっきりしないまま体の片側に起こり、動かさなくてもピリピリ・チクチクと続くことがあります。また、触れたときに皮膚の表面がヒリヒリする、服がこすれるだけで不快に感じるといった、皮膚の感覚の変化を伴うこともあります。
肋間神経痛は、帯状疱疹と同じように体の片側に起こることがあり、症状だけでは区別がつかない場合もあります。痛みのある場所に数日のうちに発疹が出てきた場合は、帯状疱疹の可能性が考えられます。
虫刺され・かぶれ・単純ヘルペスとの違い
発疹が出始めたばかりの段階では、虫刺されやかぶれ(接触皮膚炎)と見た目が似ていることがあります。
虫刺されやかぶれは、かゆみが中心で、刺された場所や原因となるものに触れた場所に発疹が出ます。帯状疱疹では、かゆみよりも痛みが目立つことが多く、発疹が神経に沿って帯状に並ぶ、体の片側だけに出るといった特徴があります。
単純ヘルペスは、帯状疱疹とは別のウイルスによって起こる病気で、唇の周りや陰部などに小さな水ぶくれがまとまって出ます。見た目が帯状疱疹と似ていることがあり、とくに範囲が狭い場合は区別が難しいこともあります。単純ヘルペスは同じ場所に何度も繰り返しやすい傾向があるため、過去に同じ場所で同じような症状が出たことがあるかどうかも、診察のときの参考になります。
いずれの場合も、自己判断で市販薬を使い続けると、診断や治療の開始が遅れることがあります。症状がなかなか治まらない場合や、痛みを伴う発疹がある場合は、医療機関でご相談ください。
帯状疱疹は何科を受診する?
体の痛みや発疹が気になっても、何科を受診すればよいか迷う方は少なくありません。帯状疱疹が疑われる場合の受診先の考え方を紹介します。
主な相談先は皮膚科
帯状疱疹は皮膚に症状が現れる病気のため、主な相談先は皮膚科です。皮膚科では、発疹の見た目や出ている範囲、痛みの経過などをもとに診察を行い、帯状疱疹かどうかを判断します。発疹の状態によっては、ほかの皮膚の病気との見分けが必要になることもあります。
かかりつけの内科がある方は、内科で相談することも可能です。ただし、発疹の判断が難しい場合や、症状が広い範囲に出ている場合などは、皮膚科の受診をすすめられることがあります。
発疹が出る前で、痛みだけがある段階では、受診先に迷うこともあると思います。体の片側に原因のはっきりしない痛みが続き、帯状疱疹が気になる場合は、皮膚科でご相談いただけます。
かもがわクリニック天六では、皮膚科で帯状疱疹の診察を行っています。
目や耳に症状がある場合の他科受診について
顔に帯状疱疹が出て、目の充血や痛み、見えにくさがある場合は、眼科での診察が必要になることがあります。また、耳の周りに症状があり、耳鳴りや聞こえにくさ、めまい、顔の動かしにくさを伴う場合は、耳鼻咽喉科での診察が必要になることがあります。
まず皮膚科を受診された場合でも、目や耳への影響が疑われるときは、医師が眼科や耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。どの科を受診すればよいか判断に迷う場合は、症状が出ている場所や気になる症状を受診先の医療機関にお伝えください。
帯状疱疹の診察と治療の流れ
帯状疱疹の治療は、ウイルスの増殖を抑える治療と、痛みを和らげる治療を中心に行います。症状の程度や年齢、持病の有無などによって治療内容は異なりますが、ここでは一般的な診察と治療の流れを紹介します。帯状疱疹の診察・治療は保険診療の対象で、費用は健康保険の自己負担割合に応じてかかります。
問診・視診による診断
診察では、まず問診で、痛みや違和感がいつ始まったか、発疹がいつ出てきたか、症状が出ている場所、持病や服用中の薬などを伺います。そのうえで、医師が発疹の見た目や出ている範囲を確認します。
帯状疱疹は、体の片側に神経に沿って現れる発疹や水ぶくれ、痛みの経過など、特徴的な症状から診断できることが多い病気です。症状だけでは判断が難しい場合には、必要に応じて検査を行うことがあります。
抗ウイルス薬による治療
帯状疱疹と診断された場合は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬の飲み薬で治療を行います。発疹が出てからなるべく早い時期に飲み始めることが勧められており、治療によって皮膚の症状や痛みが和らぐことが期待されます。当院では、主に次の2種類の薬から、患者様の状態に合わせて選択しています。
バラシクロビルは、1日3回、通常7日間服用する薬です。腎臓から体の外へ排出されるため、腎臓の働きが低下している方や高齢の方では、飲む量や回数を調整することがあります。主な副作用として、頭痛や吐き気、下痢などが報告されています。まれに、意識がぼんやりする、混乱するといった精神神経系の副作用が報告されており、とくに腎臓の働きが低下している方では注意が必要です。
アメナメビルは、1日1回、通常7日間服用する薬です。食後に服用する必要があり、空腹時に飲むと薬の吸収が低下するといわれています。腎臓の働きによって飲む量を調整する必要がない薬です。主な副作用として、胃腸の不調や発疹、検査値の変化などが報告されています。一部の薬とは一緒に飲めない、または注意が必要な場合があるため、服用中の薬は、忘れずに医師にお伝えください。
いずれの薬も、症状が軽くなったからといって途中でやめず、医師の指示どおり最後まで飲み切ることが大切です。服用中に気になる症状が出た場合は、自己判断で中止せず、当院にご連絡ください。
皮膚の状態によっては、塗り薬をあわせて使うこともあります。
痛みに対する治療と、必要に応じたペインクリニックへのご紹介
帯状疱疹の痛みに対しては、症状に合わせて痛み止めを使用します。当院では、主にアセトアミノフェンを処方しています。
アセトアミノフェンは、胃腸への負担が比較的少ない痛み止めです。ただし、決められた量を超えて飲んだり、長く飲み続けたり、飲酒の習慣があったりすると、肝臓に負担がかかることがあります。市販の風邪薬や痛み止めにも同じ成分が含まれていることがあるため、ほかの薬と重ねて飲まないようご注意ください。まれに、発疹などのアレルギー症状が出ることもあります。
痛みが強い場合や、皮膚の症状が治まったあとも痛みが長く続く場合には、痛みの治療を専門とするペインクリニックをご紹介することがあります。ペインクリニックでは、神経の痛みに対する飲み薬や、神経ブロック注射などによる治療が検討されます。痛みの程度や経過は人によって異なるため、つらい痛みがあるときは遠慮なくご相談ください。
治療中に気をつけたい日常生活のポイント
治療中は、できるだけ体を休め、十分な睡眠をとることを心がけましょう。帯状疱疹は免疫の低下をきっかけに発症するため、無理をせず体調を整えることが回復の助けになると考えられています。
入浴は、体調がよければシャワーなどで患部を清潔に保つことができます。水ぶくれを強くこすったり、無理につぶしたりしないよう、やさしく洗ってください。タオルは家族と共用しないようにしましょう。
また、帯状疱疹の水ぶくれの中にはウイルスが含まれているため、水ぼうそうにかかったことがない方に触れると、水ぼうそうとしてうつることがあります。とくに乳幼児や妊娠中の方との接触はできるだけ避け、発疹がかさぶたになるまでは患部をガーゼや衣類で覆うようにしてください。
大阪・天六で帯状疱疹の初期症状が気になる方へ|かもがわクリニックの診療案内
かもがわクリニック天六では、皮膚科で帯状疱疹の診察・治療を行っています。体の片側の痛みや違和感、発疹など、帯状疱疹が気になる症状がある方はご相談ください。
予約なしでもご相談いただける帯状疱疹の診察
帯状疱疹は、症状に気づいたときに早めに受診することが勧められている病気です。当院では、予約なしで来院された場合でも帯状疱疹の診察をお受けしています。
診察は当院の医師が担当し、症状や経過を伺ったうえで、診断と治療方針をご説明します。帯状疱疹の診察・治療は保険診療の対象です。痛みの程度や経過によっては、ペインクリニックなどほかの医療機関をご紹介することがあります。
なお、混雑状況によってはお待ちいただく場合があります。あらかじめお電話でお問い合わせいただくと、スムーズにご案内できることがあります。
受診の流れ(来院・問診から診察・処方まで)
ご来院後は、受付で保険証(またはマイナ保険証)をご提示いただき、問診票をご記入ください。問診票には、症状が始まった時期や症状のある場所、持病や服用中の薬などをご記入いただきます。お薬手帳をお持ちの方は、あわせてご提示ください。
その後、医師が問診と診察を行い、帯状疱疹かどうかを判断します。帯状疱疹と診断された場合は、症状や体の状態に合わせて抗ウイルス薬や痛み止めなどを処方します。薬の飲み方や治療中の注意点についてもご説明しますので、わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。
天神橋筋六丁目駅から徒歩1分以内のアクセス
かもがわクリニック天六は、大阪メトロ・阪急の天神橋筋六丁目駅から徒歩1分以内の場所にあります。痛みがあって長く歩くのがつらいときにも、通院しやすい立地です。
所在地:大阪市北区天神橋6丁目3-16 朝日生命天六ビル2F
診療時間・休診日・お電話でのお問い合わせ
診療時間や休診日は、かもがわクリニック天六のホームページでご確認ください。受診に関するご質問は、お電話でも受け付けています。
電話番号:06-6809-6088
帯状疱疹の初期症状に関するよくある質問
Q1. 帯状疱疹は人にうつりますか?
帯状疱疹が、そのまま帯状疱疹として人にうつることはありません。ただし、水ぶくれの中にはウイルスが含まれているため、水ぼうそうにかかったことがなく、ワクチンも接種していない方に触れると、水ぼうそうとしてうつることがあります。とくに乳幼児や妊娠中の方との接触はできるだけ避け、発疹がかさぶたになるまでは患部をガーゼや衣類で覆うようにしてください。
Q2. 発疹が出る前の痛みだけでも受診してよいですか?
はい、ご相談いただけます。体の片側の同じ場所に、原因のはっきりしない痛みや違和感が続いている場合は、帯状疱疹の可能性も考えられます。ただし、発疹が出る前の段階では、診断が難しいこともあります。その場合は、ほかの病気の可能性も含めて診察したうえで、経過をみていくことがあります。発疹が現れた場合は、あらためて受診してください。
Q3. 市販薬で様子を見ても大丈夫ですか?
帯状疱疹の治療に使う抗ウイルス薬は、医師の処方が必要な薬です。市販の痛み止めで一時的に痛みが和らぐことはありますが、ウイルスの増殖を抑える効果はありません。また、自己判断で市販の塗り薬を使うと、症状によってはかえって悪化させる場合もあります。帯状疱疹が疑われる症状がある場合は、市販薬で様子を見続けずに、早めに医療機関へご相談ください。
Q4. 帯状疱疹は一度かかると再発しませんか?
帯状疱疹は、一度かかったあとに再び発症することがあります。再発する頻度は高くないといわれていますが、加齢や疲労、病気などで免疫が低下すると、再び発症する可能性があります。以前に帯状疱疹にかかったことがある方も、体の片側に痛みや発疹が出たときは、帯状疱疹の可能性を考えて受診をご検討ください。
Q5. 予約なしでも受診できますか?
帯状疱疹の診察は、予約なしで来院された場合でもお受けしています。混雑状況によってはお待ちいただくことがありますので、事前にお電話(06-6809-6088)でお問い合わせいただくとスムーズです。診療時間・休診日は当院ホームページをご確認ください。
まとめ|帯状疱疹の初期症状が気になったら早めに医療機関へご相談ください
帯状疱疹は、体内に潜んでいた水ぼうそうのウイルスが再び活動を始めることで起こる病気です。初期には、体の片側にピリピリ・チクチクとした痛みや違和感が現れ、その後、同じ場所に赤い発疹や水ぶくれが帯状に出てくることが多いといわれています。
発疹が出る前の段階では、筋肉痛やほかの病気と区別がつきにくく、気づくのが遅れることもあります。体の片側に原因のはっきりしない痛みが続く場合や、痛みを伴う発疹が出てきた場合は、帯状疱疹の可能性も考えてみてください。とくに、顔や目、耳の周りに症状がある方、痛みが強く日常生活に影響が出ている方、高齢の方や持病のある方は、早めの受診をおすすめします。
帯状疱疹の治療に使われる抗ウイルス薬は、発疹が出てからなるべく早い時期に飲み始めることが勧められています。症状に気づいたら、自己判断で様子を見続けずに医療機関へご相談ください。
かもがわクリニック天六では、皮膚科で帯状疱疹の診察・治療を保険診療で行っており、予約なしで来院された場合でも診察をお受けしています。天神橋筋六丁目駅から徒歩1分以内の場所にありますので、帯状疱疹の初期症状が気になる方はお気軽にご相談ください。
